【for you】 2001.7.27
春ならば そよ風に散った桜の花びらが手のひらに舞いこんだような 夏ならば 肌に感じる涼風のような 秋ならば 金木犀の香りが漂うような 冬ならば 凍ったからだを温めてくれる太陽のような さりげない優しさを届けてくれる そんな人に出逢った 62億分の1の出逢い 人は醜くて美しく 強くて 弱い 誰もがあわせもつ 美しい面だけで 優しいおもいやりだけで 人生を過ごせたら どんなにいいかと 醜いものを見ることを避けることは出来ず それは自分の内側に見ることもある 目をそらしてはいけない 人の中に見えるものは 自分を写し出す鏡かもしれない 美しい顔も 醜い顔も 凍りついた私のこころは 優しさに触れていたい 私の中の私が言う 甘えてばかりではいけない しがみついてもいけない 今までどれだけ多くの人に優しさを貰っていたか 日々の煩わしさの中で 当たり前の様に受けとってしまっていなかっただろうか いろんな人に いっぱい貰った優しさを想い出した あなたが届けてくれた優しさが 私のこころを溶かし始めました あなたに逢えてありがとう |