【七夕小話】  2001.7.7

今より もう少しだけ若かったころ
会社勤めの7月7日
勤務終了後「私の彦星さん 探しに行ってくるわ」
と隣の席の同期のシズオさんに 帰り際に冗談まじりの声をかけたら
 「亮ちゃんの彦星は流れ星になってどっかに墜落してるんとちゃう」
と返事がかえってきたことがあった
 ウマイことを言う と 思わず他人事のように思ってしまい 爆笑

あれから何年たったのだろう


今日は7月7日

子どものころから織り姫 彦星 天の川のお話は好きだった

天の川はミルキーウエイって言うことを知ったのは随分あとになってから

天の川を銀河っていうのは今辞書をひいて知った

銀河っていうのも素敵な漢字

七夕を語るお話は素敵な響きの言葉や字が多い

年に一度の逢瀬 というのも 切なくって・・・


墜落したまま行方不明の私の彦星に

    いつか巡り逢う日がくるのだろうか

          いつになくロマンチックな七夕未明